宇宙 x テクノロジーの時代の到来!!
Image credit : NASA
「宇宙とテクノロジー」と聞くと "ロケット" "人工衛星" のような言葉を思い浮かべる人も多いかと思います。
しかし2018年の今日、それら以外の「宇宙xテクノロジー」のブームがじわじわと押し寄せて来ています。
本ブログでは、そんな世界の「宇宙xテクノロジー」のブームに向けての情報を紹介していきます!
今回は「宇宙 x VR」について紹介します!
最近、いろんな場所でVRという言葉を聞くようになりましたね。プレーステーションVRや東京の各所にあるVR体験施設などを通じてVirtual Reality (VR:仮想現実)が私たちの生活の中に徐々に入ってきました。
ではなぜVR (Virtual Reality) が人々の生活に入り込んできたのでしょうか?
これには大きく分けて2つの要因があります。
①ヘッドマウントディスプレイと言われる映像を見るためのデバイスの技術の進歩
②GPUと言われる "映像を見せるためのコンピューターの性能が" が向上したことによってハードウェアの小型軽量化が進み、低価格でキットを購入できるようになったこと。
これら2つの進歩により、なかなか手の届かなかったVRが多くの人が手を伸ばせば届く距離に近づいてくることができました。
最近では、VRだけでなく、AR(Augmented Reality : 拡張現実)、MR(Mixed Reality : 複合現実)も登場して、全部まとめて「XR」と呼んだりするようになりました。名前は違っても、3D空間を表現するといった方法や、開発のために使用するツールなどはほぼ一緒です。
(AR,MRに関してはまた次回紹介します!)
映像だけが注目されがちですが、最近では音や触覚にも働きかけるデバイスが出てきました。つまり人間の五感にいかに働きかけて、その仮想の世界に「没入」させるかが重要ってことですね!
そして日本を離れた海外の先進国ではVR市場がぐんぐん伸びています。
そう、今夜私たちが寝ている間にも日本の反対側ではVR技術を使って世界を驚かせようとしている人々が目をキラキラさせながら開発を行っています!
デバイスの向上はVRをより精巧に、そしてより人々をより「没入」へと進めていきます!今後のデバイスの開発に期待ですね!
実は、このVRを使った3Dの表現は宇宙というテーマととても相性が良いんです!!
VRには、
・「体験したことがないこと/体験することが難しいこと」を体験できる
↓
・人間の好奇心を駆り立てる
といった特徴があります。例えば宇宙飛行士に採用され宇宙に行くチャンスをもらっても、訓練などを行い実際に宇宙に行けるのは7年~10年ほどかかります。しかしVRゴーグルをかぶることで、視覚的に簡単に宇宙の体験ができるようになります。あなたも「一度は宇宙に行ってみたい」そんなことを思ったことがあるかもしれません。そこにVRが役割を担う価値が出てくるのです。
人生で行きたいけど行けない場所はありますか?
実際に行けなくてもVRの中にその世界はあります。
これから来るXR時代に大きな期待と興奮の覚えながら今回はこれまで。
次回も宇宙 x VRについてお伝えします!
~今回のまとめ~
①XRとは
・VR = Virtual Reality :仮想現実
・AR = Augmented Reality : 拡張現実
・MR = Mixed Reality : 複合現実
②世界ではVR市場が大幅に伸びてきている
③「宇宙 x VR」は相性がいい!
【合同会社Yspace】
Yspaceは宇宙×テクノロジーによって、宇宙開発を促進させることを目指す宇宙スタートアップ企業です。
航空宇宙工学やロボット工学の専門分野を軸に、宇宙と最先端のテクノロジーを融合させ、世界の人々に”初めて”の体験を届けることを目指しています。
・ホームページ:http://yspace-llc.com/
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