宇宙xテクノロジー by Yspace

宇宙とテクノロジーについての解説

JAXAに100万人の火星都市が登場⁉ VRが魅せる火星都市とは!

 

宇宙が好き!VRが好き!ならば今月末は筑波宇宙センターの特別公開に行くしかない!


みなさんは,JAXAが年に数回実施する特別公開というイベントをご存じですか?
通常は展示施設しか見学できないJAXAですが,特別公開では普段は非公開になっているエリアやJAXAの職員の方と直接お話したりすることができる.そんなイベントになっています.宇宙好きは必見!

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筑波宇宙センター©JAXA



そんなJAXAの特別公開ですが,9月29日(土)にJAXAの筑波宇宙センターの特別公開が実施されます.

 

そして...

この特別公開で,わたしたちYspaceが制作に関わるVR作品が宇宙初公開されます!

 
今回は,作品の公開に向けてこのVR作品を何回かにわけて紹介していこうと思います.


展示されるのは,火星都市を考えるコンテスト"HP Mars Home Planet"で,わたしたちYspaceが最優秀賞をとった100万人が住む未来の火星都市の生活を体験できるVR作品になっています.


そもそも"HP Mars Home Planet"とは何なのか.
今からちょうど1年前,日本の大学生・高校生を対象に「100万人が住む未来の火星都市を考える」コンテストへの応募がはじまりました.数ある火星都市コンテストと大きく異なる点は,
・想定する火星都市の人口が100万人と多く人類の移住が進んでいること

・世界的に展開されているこの大会が,日本では大学生・高校生を対象にローカライズされて展開されていること

・最終的に考えた火星都市をVRで表現すること

 
100万人もが住む火星都市を,技術的に実現可能であることを示すだけでなく,火星都市としての魅力や快適さも考える必要がありました.

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HP Mars Home Planet ©HP

 

非常にユニークなこのコンテストには,最終的に約400人,104チームの応募があり,昨年の今頃から今年の4月まで約半年間にわたってコンテストが行われました.応募者は,東京大学開成高校などの進学校から,CGモデルなどを勉強する専門学生まで.様々な人たちが集まりました.


わたしたちYspaceが誕生したきっかけも,実はこの大会なんです!

 


さて...
コンテストが進むにつれて,高校生と大学生が同じコンテストに参加するのだから,何かもっと面白いものを作ることができるのではないか考えるようになりました.


そこで,Yspaceは火星都市の考え方に近いものを感じた,広尾学園高校の"MarS+HG"チームと一緒に都市構想を考えることにしました!

 

高校生の柔軟な発想から生まれるアイディアをYspaceが技術的に実現可能なところへ落とし込むことで,より良い火星都市が生まれると考え,3カ月間に渡って,それぞれが考えていた都市案をもとにディスカッションを行いました.

 

 

そして最終的にできたのは,Yspaceの最新技術を多く活用するようなアイディアに,高校生チーム"MarS+HG"の自由なアイディアを組み合わせた火星都市の構想.

 

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YspaceとMars×HGの混合チーム

 

 

 

わたしたちが考えた火星都市を体験できるようにVR化したのが,今回の特別公開で展示される作品です!

火星都市の注目ポイントは「未来感」「火星感」「快適さ」

ぜひ,イベントに来て作品を体験してみてください.

 

 

イベントの詳細は以下のリンクから
VR作品の体験には事前申し込みが必要です

fanfun.jaxa.jp

 

合同会社Yspace】
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航空宇宙工学やロボット工学の専門分野を軸に、宇宙と最先端のテクノロジーを融合させ、世界の人々に”初めて”の体験を届けることを目指しています。
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