宇宙xテクノロジー by Yspace

宇宙とテクノロジーについての解説

JAXA筑波宇宙センターの特別公開で火星100万人都市VRが公開

JAXA特別公開に出展!
 
9月29日(土)、筑波にある宇宙センターで行われた、JAXA特別公開で火星都市VRの展示をして来たので、その報告レポートを記させていただきます!
 
JAXA特別公開とは?
 
JAXA特別公開は毎年行われるJAXAの中でも毎年一万人が訪れる大きなイベントです。
通常は展示施設しか見学できないJAXAですが、特別公開では普段は非公開になっているエリアやJAXAの職員の方と直接お話したりすることができるイベントになっています。今年も生憎の大雨だったにもかかわらず9000人を超える来客でした!
 
そんな筑波宇宙センターの特別公開に、本年度は火星100万人都市が体験できるVR作品が公開されました。
 

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この体験、事前に応募を募って抽選式だったのですが、体験できる人数が120人に対しなんと1500名を超える応募がありました。当日もたくさんの方々が足を運んでくれました。
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会場の様子

展示される作品は、世界でパソコンを最も宇宙空間に打ち上げているHP社が、NASA協力のもとVR空間で火星100万人都市の実現を目指したコンテスト「HP Mars Home Planet 」という大会で優勝したYspaceと、広尾学園高校のチームMarS+HGの作品です。(大会についてはこちら →JAXAに100万人の火星都市が登場⁉ VRが魅せる火星都市とは!


高校生と大学生がタックを組んで制作したVR。火星にレールを張り巡らせて移動がないというユニークなコンセプトの火星都市"Connective City"での生活を体感できる作品です。

 

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100万人が住む火星都市を移動型の居住空間に乗りながら体験 ©Yspace
 
今回はHP社が制作した、VR専用の背負うタイプのマシン”HP Z VR Backpack”とHTC社のHTC Viveを使って体験してもらいました。火星都市の未来感や快適さを味わってもらいました。自分で操作して移動できる都市探索部分では自分の選んだ道によってさまざまなイベントが発生します。途中で嵐に巻き込まれたり、移動型のカフェが近づいてきたり、さらに隠しイベントも...!?
大人の方から、小学生のお子さんまで、様々な方に体験して楽しんでもらいました。
 
私たちの他にも立教池袋高校開成高校×豊島岡女子学園の作品も会場を盛り上げてくれました。

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立教池袋高校 
火星で緊急事態発生!あなたは生き延びられるのか?火星避難訓練VR
 
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ロケットでスペースデブリを交わしながら火星都市を目指せ!
 
ぜひ、今年は行けなかった方は来年参加して見てくださいね。
Yspaceもまたみなさんに体験してもらえるような展示を企画しているので、このブログや、以下のツイッターSNSをチェックしてみてください! f:id:Yspace:20181006092619j:plain
YspaceとMars×HGの混合チーム
 

合同会社Yspace】
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航空宇宙工学やロボット工学の専門分野を軸に、宇宙と最先端のテクノロジーを融合させ、世界の人々に”初めて”の体験を届けることを目指しています。
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