ユネスコ理数教室「宇宙の不思議を体験しよう」
Yspace宇宙VRを使った理科教室を初めて実施しました。そのレポートをお届けします!!
今回、目黒区の小中学生学生を対象に宇宙VRを使った理科教室を実施しました。約20名の生徒に申し込みいただき、2時間の内容です。
(大人気のため、申し込み開始からすぐに満員になり締め切ってしまったそうです)
1.講義「宇宙のお仕事」
最初に、川﨑先生から宇宙のお仕事について講義。現在宇宙の開発がとても盛んになってきていて、みんなが将来大人になるころには、宇宙に関連する多くの新しい仕事ができてくるとのこと。川﨑先生の海外での経験や子供の時の夢をもとに、いろいろな宇宙の仕事の紹介がありました。
最初は宇宙に興味がある生徒はわずかでしたが、宇宙の話が進むにつれてだんだん真剣に話を聞いている様子がうかがえました。
講義の途中では様々なクイズがだされ、楽しく参加していました。また、生徒からたくさんの質問がありましたが、先生は1つ1つ丁寧に答えていました。
2.バーチャルリアリティ(VR)で宇宙を体験しよう
講義の後は、宇宙の体験。グループに分かれて、VRで宇宙を体験しました。
宇宙VRの1つは、高性能のVRデバイス(HTC VIVE)を使った、未来の宇宙都市の体験。Yspaceが提案している、未来の都市Connective Cityを体験していただきました。
迫力のあるVRの体験にみんなとても楽しんでいる様子です。未来都市に出てくる宇宙人やウサギを必死で探していました。
2つ目の宇宙VRはOculus GoやPCを使っての宇宙旅行の体験です。宇宙旅行はみんなが大人になった時代には当たり前になっているのではないでしょうか。一足先に未来を体験しています。
顔の動きに合わせて動く宇宙船の窓の様子にも釘付けになっていました。ZOZOの前澤さんが2023年に体験するであろう月の周回旅行を体験してもらっています。
3つ目の宇宙VRは、段ボールを使ったスマホVRです。みんなには段ボールを組み立てるところから体験してもらいました。
VRのデバイスを作った後は、月面探査(アポロ)のVR体験。みんな自分がつくったVRデバイスに夢中になりすぎ、声をかけても反応してくれなくなりました。。(笑)
3.興味のある宇宙のお仕事を絵に描いてみよう
最後に、将来なってみたい宇宙関連の仕事やあったら面白いと思う宇宙の仕事について考えてもらい、絵で表現してもらいました。
宇宙について全くわからなかった生徒も、宇宙VRで宇宙を体験したこともあり、ちゃんと具体的に絵を描けていました。宇宙エレベーターを使った月や火星への画期的な移動手段を開発したいという生徒や、宇宙飛行士を支えるために、デザイン性のある宇宙服を開発する仕事をしてみたいなど、多くの夢を聞くことができました。
最後は、全体で記念撮影。みんな、それぞれ良い夢が描けています!この中から将来、宇宙産業を支える優秀な人材が育ってくれることを願っています。
このイベントは、目黒区の教育委員会主催のユネスコ理数教室として実施し、目黒区の小中学生を対象として開催されました。目黒区の高校生も手伝いに来てくれてとても感謝です!今後Yspaceの理科教室は全国にて展開していく予定です。3月末には柏の葉T-SITEにて同様の理科教室を実施予定です。ご興味がある方は、こちらよりお問い合わせください。
※13歳以下のVRの体験のため、保護者同伴にて保護者のご了承のもと実施しています。